起案者ストーリー

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みんなで気候変動問題を解決する。「太陽光発電への分散投資」とは?

「SOL SELL 再生可能エネルギープロジェクト #002」の魅力とは?

2020年7月に募集を行った「SOL SELL 再生可能エネルギープロジェクト #001」は、216名の方から出資のお申し込みをいただき、抽選による配分で130名の方にご出資頂きました。このプロジェクトの起案者であるエレビスタ株式会社が、2020年10月より再びプロジェクトを実施。今回は、複数の太陽光発電所に分散投資ができるプロジェクトです。このプロジェクトの魅力と社会的意義とは――。エレビスタの石野拓弥代表に語って頂きました。

Image of 石野拓弥(TAKUYA ISHINO)

Profile

エレビスタ株式会社代表取締役
石野拓弥(TAKUYA ISHINO)

千葉大学法経学部在学中、起業のため中退。共同代表としてWebマーケティング事業を展開する会社を起業。その後1社を経て、2012年、エレビスタ株式会社を設立。2019年、太陽光発電所仲介ポータル「SOL SELL(ソルセル)」をM&A。 最もユーザーに使われて信頼されて愛される「業界No.1プラットフォーム」化を目指して、日々奮闘中。

前回購入の太陽光発電所は想定通り稼働中

――2020年7月に募集を行った「SOL SELL 再生可能エネルギープロジェクト #001」(以下、#001)は、茨城県にある中古の太陽光発電所の購入費用を貸し付けるためのプロジェクトでした。稼働状況はいかがですか。

まったく問題なく動いています。7月は雨が多く発電量が落ち込んだのですが、8月は年間平均より発電量が多く、平均すると過去の売電実績通りになると見込んでいます。

中古の太陽光発電所に投資することのメリットは、このように過去の売電実績というデータがあり、比較や予測ができることです。データを基にどれくらい収益を得られるか、購入前にほとんどずれのない予測を立てることができます。

「SOL SELL 再生可能エネルギープロジェクト #001」の対象太陽光発電所
「SOL SELL 再生可能エネルギープロジェクト #001」の対象太陽光発電所

そもそも太陽光発電投資は、マンションなどの実物不動産投資とは異なり空室リスクがありません。

天災が起きても1ヶ月稼働が止まる程度で、そのリスクも業界では大体0.1~0.2%と言われています。

このリスクの低さが、元々Webマーケティングを主体としていた我々が「SOL SELL(ソルセル)」をM&Aした理由でもあります。

クラウドファンディングを行うのは「いい太陽光発電所をすぐ買うために」

―― #001に出資された方からすると安心できる情報ですね。今回の「SOL SELL 再生可能エネルギープロジェクト #002」(以下、#002)は前回と違い、募集の時点ではどの太陽光発電所を購入するか決まっていません。なぜこのような形式をとったのでしょうか。

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キャッシュフロー上のメリットがあるからです。

SOL SELLの事業は、中古の太陽光発電所を「売りたい」という人から買ってきて、「買いたい」という人に売るというものです。

自分たちのキャッシュで買っているわけですが、いい太陽光発電所があったらすぐに買える資金があるということは、エレビスタのキャッシュポジションを良くすることにつながります。

本PJは太陽光発電所に分散投資ができるのが魅力

――エレビスタのメリットはわかりましたが、#001と異なるメリットがあるのかが出資者としては気になる点です。

出資される方々にとって何より大きいメリットは、太陽光発電所に分散投資ができることです。

今回は4,000万円調達するので、2~3基の新規もしくは中古の太陽光発電所を購入する予定です。

つまり、今後もプロジェクトを実施した場合、募集額が大きくなればなるほど、複数の太陽光発電所を買って分散投資をし、さらなるリスク低減につながります。

一言付け加えておくと、「新規」とは「これから建設する」というものではなく、もう建設済みで稼働直前のものを指します。ですので、新規と言っても購入後すぐに稼働できるものです。

また、今回は最初に購入した太陽光発電所を運用終了時まで持ち続ける必要はないので、もし我々プロの目で見て少しでもいい太陽光発電所があれば、手持ちのものを売却して買い替えをし、より安定的な稼働につなげます。

表面利回り9%以上と計算できるワケ

――今回購入を予定している太陽光発電所の売電単価に14~36円(税抜)と開きがあるのに、いずれも表面利回りは9%以上という計算になるのはなぜなのでしょうか。

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ここで少し太陽光発電投資の説明をしますと、FIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)というものがあり、国が売電単価を定めています。売電単価は年々下がっているので、「今さら太陽光発電投資をしてもあまり儲からない」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに売電単価は下がっているのですが、モジュール(太陽光パネル)の単価はFIT制度開始直後と比較すると半分くらいに下がっているので、初期費用が安くなっています。モジュールは壊れにくくもなっているので、メンテナンスコストも下がっています。

その上、発電効率が上がっているので、売電単価が下がる=収益が下がるということではないんです。

この前提を踏まえたうえで表面利回りについて説明すると、日照量×売電単価(税抜)×パネル発電効率で計算しています。

NEDOのサイトではこのように、各地の日射データを見ることができる(出典:NEDO

パネル発電効率は、各メーカーの公式サイトに掲載されているのですが、それと実際の発電量に差があるケースもあるので、「このメーカーはちょっと保守的に数字を出してるよね」といったデータが弊社には蓄積されています。それも踏まえて計算しています。

SOL SELLは今まさに成長期

――今回のプロジェクトと前後してサイトもリニューアルされるそうですが、このタイミングで行う理由を教えてください。

2019年にSOL SELLをM&Aし事業を行ってきた中で、どこに予算をつぎ込めば売上が上がるかが見えてきたからです。

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そこで、複数ある事業の中でも太陽光関連事業により積極的に投資しようと決め、その一環としてサービス名やサイトのリニューアルを決めました。人員増も行っているところです。

太陽光関連事業はこの投資で今期28億円、3年以内に100億円の売上を目標としています。弊社の事業の中では、今まさに成長期です。

子や孫世代の「世界の水没」を食い止めるために

――今、エレビスタそしてSOL SELL事業に出資する社会的な意義はありますか。

報道によると、このまま地球温暖化が進めば大阪や名古屋、香港など世界規模の大都市も水没するエリアが出てきて「水没難民」が発生するという研究もあります。

それを食い止めるためにも、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの普及は急務です。

政府は、2030年までに発電量に占める再生可能エネルギーの割合を22~24%に引き上げる目標を設定していますが、我々はこの目標達成を民間の力で早めたいと考えています。

まずは国内で行政とも組みながら太陽光発電を広める。

次に目指すのは海外進出です。そのために、再生可能エネルギーの大手企業とも歩調を合わせています。

太陽光発電所売買のプラットフォーマーとして、これまで蓄積してきたデータやノウハウ、日本の再生可能エネルギー関係の法律を携えて海外に進出し、世界の再生可能エネルギー普及の旗振り役となりたいと思っています。

皆さんの出資は、子や孫の世代における「世界の水没」という危機を食い止める第一歩になります。

ぜひそうした長期的観点で、太陽光発電への投資をご検討頂ければと思います。

◇◇◇

前回のプロジェクトの際に公開した記事では、石野代表の起業から太陽光発電業界参入までの経緯も紹介しています。ぜひご覧ください!


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