クラウドファンディングとは、群衆（crowd）と資金調達（funding）を組み合わせた造語。商品やサービス、企画など自分の活動やアイデアを実現するために、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を募る仕組みです。

金融機関から融資を受けるより、手軽に資金を集められる新たな資金調達の方法として、クラウドファンディングの市場は急激に拡大しています。

矢野経済研究所の国内クラウドファンディング市場の調査結果によると、2017年度は、新規プロフェクト支援額ベースで前年度比127.5％増の約1,700億円となりました。

クラウドファンディングには、出資者が対価を求めない「寄付型」、サービスや商品を引換にする「購入型」、元本と利子が返済される「貸付型（ソーシャルレンディング）」、収益の一部を分配金として受けとる「ファンド型」、株式を受け取る「株式型」などがありますが、最も構成比の高いのは貸付型で、新規プロジェクト支援額の約9割を占めています。

参考資料
株式会社矢野経済研究所「国内クラウドファンディング市場の調査（2018年)」

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