キャピタルゲイン
キャピタルゲイン / Capital gain
キャピタルゲインとは、株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のことです。資産の価値が変動することによって得られる利益とも言えます。
たとえば、株価30万円で購入した株式を35万円で売却した場合、差額5万円(手数料・税金を除く)がキャピタルゲインになります。より正確には「売却益-購入費-手数料-税金=キャピタルゲイン」です。
税金については、所得税、住民税、復興特別所得税が課税されますが、NISA(少額投資非課税制度)を利用することで一定期間、指定の投資金額の範囲内で非課税となります。NISAを利用すれば、年間120万円までの投資金額が、最長5年間非課税です。
キャピタルゲインは、株や債券だけでなく、FX、M&A、不動産、金、プラチナなどの貴金属、絵画やゴルフ会員権、農作物(小麦や大豆など)、エネルギー(原油など)を売買することでも得られる可能性があります。
逆に資産売却により、損失となった場合はキャピタルロスと呼びます。
資産を保有していることによって得られる利子・配当等のインカムゲインと対比され、インカムゲインに比べると、リスクを伴う反面利益が大きくなる傾向があります。