確定拠出年金
カクテイキョシュツネンキン / Defined Contribution
確定拠出年金とは、老後の資金準備のために私的年金として毎月積み立てていく制度です。
確定拠出年金には、会社が退職金制度として利用している企業型と、個人で金融機関から加入する個人型があります。個人型は英語表記の「individual-type Defined Contribution pension plan」の頭文字などを取った「iDeCo(イデコ)」という愛称で知られています。
確定拠出年金は加入対象の条件が広く、多くの方が月々5,000円から始めることが出来ます。
確定拠出年金で積み立てた資金は、自分で選んだ金融商品(定期預金・保険商品・投資信託)で運用されます。運用される金融商品は複数選択することができ、投資先や投資割合は途中で変更することが可能です。
確定拠出年金(企業型・個人型)をすると、3つの税制優遇・節税効果があります。
1.掛金が全額所得控除の対象となり、所得税・住民税が節税できる
2.運用で得た定期預金利息や投資信託運用益が非課税になる
3.受け取りの際「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象となる
受け取り方法は「年金」「一時金」「年金と一時金の組み合わせ」から選択することが出来ます。
また、個人型企業型どちらでも中途脱退して「脱退一時金」をもらうことが可能ですが、それぞれに異なる脱退の要件があります。