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個人投資家が語る"参加型投資"の魅力とは(前編)

クラウドリアルティのほとんどのプロジェクトに出資されている個人投資家のKさん。株式やFXなど様々な投資を一通り経験してきたKさんがクラウドリアルティに感じた価値とはなんだったのか、お話をお聞きしました。イベントに参加したり、出資対象の物件を体感することで見出された"参加型投資"の魅力について、クラウドリアルティ代表の鬼頭が紐解いていきます。

目次

なぜ、クラウドリアルティを選んだのか?

個人投資家Kさんとクラウドリアルティ代表鬼頭
(左)クラウドリアルティ代表・鬼頭、(右)個人投資家・Kさん

鬼頭(クラウドリアルティ代表)投資家のKさんにお越しいただきました。Kさんは、私たちクラウドリアルティのほとんどのプロジェクトにご出資をいただいてきました。まず、クラウドリアルティを知ったきっかけについてお聞かせいただけますか。

Kさん私が投資を始めたのは2000年頃のことです。株式、FXなどを一通りやってきていました。そんな中、興味を持ち始めていたのが不動産投資。とはいえ、一棟買いなどはハードルが高いですよね。身の丈に合った小口の不動産投資はないものか、といろいろ情報収集をしていました。

鬼頭2000年代の初頭ぐらいでしょうか。日本版の上場REIT、いわゆるJ-REITが登場して、注目を集めていましたね。私も前職でJ-REITの資金調達に携わっていましたが、投資家と発行体[*]との距離の遠さを感じていました。そこで、投資家が実際に物件に触れたり、発行体の方々とコミュニケーションをとるなどして、投資の意義をダイレクトに感じる場を創り出せないものか、と考えて起業したという経緯があります。

[*] 発行体 = 資金調達を目的に有価証券を発行する主体となる者のこと

Kさんそれは分かります。私もJ-REITはやや面白みに欠ける印象がありました。分散投資であり、そのプロジェクトに参画しているという感覚はありません。その後、2010年代になってから「投資型クラウドファンディング」が登場し始めましたね。新たな投資手法として注目していると、クラウドリアルティが始動することを知りました。ミートアップイベントに参加し、詳しく聞いてみると、投資側と起案側のコミュニケーションの機会があることがわかりました。これは面白そうだ、と投資家として参画を考えるようになったんです。

鬼頭弊社の存在を知って、どのあたりに興味を持っていただけたのでしょうか。

Kさんファウンダーである鬼頭さんの経歴がまず興味をそそりましたね。私もスタートアップ企業の創始者をいろいろ知っていますが、工学部の建築学科から金融にシフトしたという経歴は見たことがありません。一体どういう人なんだろう?と興味を持ったんですよ。

鬼頭ミートアップイベントにも参加していただき、お話ししたことを覚えています。第1号の案件、京町家のプロジェクトにさっそく投資をいただけましたよね。

Kさんミートアップイベントに参加した時は半信半疑だったんですが、スキームを聞いて「いけそうだな」という手応えを感じました。京町家の再生プロジェクトは、ただの不動産投資だけではなく、建築、まちづくりの視点があります。私もインフラ関係の仕事に携わっていて、まちづくりには大きな関心があります。そして、趣味はというと街歩きですからね。

鬼頭なるほど、建築と不動産に興味を持って投資いただけたのはご自身の原体験、趣味というバックボーンがあったから、ということですね。

Kさんええ。郷里にいた頃は……私が生まれたのは和歌山県で、多くの地方と同じく車社会です。「街歩き」を意識したことなどありませんでした。ところが社会人になって東京に出てきて、歴史のあるお堀端などを歩いてみると、今なお残る江戸の歴史、情緒がしみじみ感じられるではないですか。そこからですね、街歩きが大好きになったのは。

鬼頭街歩きを趣味にされて、故郷に帰ってみる……そこでは、また新たな発見があったそうですね。

Kさんそうなんです。和歌山には湯浅町という醤油づくりの町があって、すごく味わい深い。一度離れることで、そして街歩きという新たな視点を持つことで、それまで見出していなかった街並み、建物、文化などの価値に気づくことができたんです。残すこと、再生することに価値がある――京町家再生プロジェクトにも通ずるものがありますよね。

鬼頭Kさんがおっしゃる通り、私たちはスタート時点から建築と不動産の視点を大事にしてきました。私自身、建築学科の出身ですし、実家は不動産業を営んでいます。そして、資本市場の立場から客観的に建築や不動産を捉えてきた経験もあります。そのバックボーンがあったからこそ構想できたプラットフォーム、と言えるかもしれません。

Kさんそう、建築が分かっている人が作ったサービスだと感じました。そんな思想がダイレクトに伝わってきたので、私はためらわずに投資したという経緯があります。

鬼頭と対談するKさん

実際に投資をしてみて感じた魅力とは?

鬼頭プロジェクトが動き出したばかりのところ、Kさんのような投資家の方に共感をいただいて大変うれしかったですね。京都の町家を使って事業を起こしたいという起案者の理念は建築、まちづくりに携わったことがある身としては大いに共感します。同時に、今の金融の仕組みではそこにお金がつきにくいということも分かるんです。

Kさんだからこそ、共感する人からの出資で支えることで、彼らがしっかりと事業を始められる。第一歩を踏み出せる、というわけですね。

鬼頭そうなんです。踏み出すといえば、Kさんのアクションも印象に残っています。起案者が運営する「宿ルKYOTO-和紙ノ宿-」に実際に宿泊されたそうですね。

Kさんええ、起案者のトマルバさんの宿に泊まってみたいと思い、家族で泊まりました。彼らに投資家として意見をダイレクトに伝えたいという想いもありましたからね。投資したものについて起案者に感想、意見が伝えられる。これも参加型投資の魅力の一つだと思います。

鬼頭うれしいかぎりです。というのも、私たちには、投資する側と調達をする側のコミュニケーションの機会をしっかり提供していきたい、という想いがあるからです。繰り返しになりますが、前職で関わっていたJ-REITの市場では、調達をする側と投資家の間には距離があり、ダイレクトに話をするチャンスなどほぼありませんでした。だからこそ、実際に京都に足を運んで起案者の方と話をされたKさんは、まさにその思想を体現してくれる存在だと感じるのです。

Kさん「渋谷区上原シェア保育園」プロジェクトでも、実際に足を運んでみました。私たち夫婦も共働きです。子どもを保育園にあずけることができたから、安心して二人で働き続けることができました。だからこそ、待機児童問題に切りこむプロジェクトには他人事ではいられない。そんな想いがあったんです。

実際に行ってみると、奥まった立地で大通りに面していないので、万が一園児が飛び出すようなことがあっても安全そうだと感じました。そんな安心できる立地の選定にも好感を持ち、投資を決めましたね。京町家もそうですが、現地で見て起案者と話す。そこで見えてくるものもあるし、自分が関わっているという実感も得られるんです。

鬼頭Kさんは投資としてお金を出す時にしっかり「自分ごと」化されている。だから投資家も起案者もお互いに「顔が見える」存在になりますし、一つのチームとして進んでいけるんです。


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