メディアからも注目されるサプライズな空間とサービス

本プロジェクトは、ミシュランガイド掲載の宿泊施設運営者である株式会社Nazuna、ファイナンス・テクノロジーに強みをもつKiraku Japan合同会社ならびに空間プロデュース国内最大手の株式会社乃村工藝社が共同プロデュースして、築50年以上の京町家を宿泊施設として再生する取り組みです。

「季楽 京都 本町」の概要を教えてください。

「一棟貸し宿泊施設である『季楽 京都 本町』は、京都駅から車で10分圏内、三十三間堂・京都国立博物館の近くに位置します。施設のテーマは『お茶』。1階の主寝室には枯山水庭園を模した空間が広がり、2階の居間は和束町産の和束茶を味わいながらガラスの床越しに階下の枯山水を眺められる、茶室をイメージした空間となっています。」

宿泊施設の稼動はいかがですか？

「非常に好調です。例えば4月は稼働率97%を記録しています。おかげさまで『一休コンシェルジュ』、『商店建築』、洗練された女性読者のライフスタイル誌『CREA』などのメディアに取り上げていただけました。認知度が高いものからプロ向けのメディアまで様々な媒体に紹介していただいたのも好調な集客に影響していると思います。
京都で唯一の『真上から見下ろす庭園』やテーマである『お茶』、といったように突出した特徴が功を奏しているようです。」

「季楽 京都 本町」の特徴は何ですか？

「当施設は『和束茶』で有名な京都・和束町に在住のオーナーが営むカフェ『きっさこ和束』と同敷地内にあり、連携を取っています。昨今競争が激化する宿泊業界で、『季楽 京都 本町』はオーナーと地域の協力もあり、確実に差別化を図れていると思います。

一棟貸し宿泊施設等では運営上、人を介したサービスをできない宿が多い中、本施設のチェックインはオーナーに業務委託し、『きっさこ和束』で人を介して行っています。ウェルカムサービスではお茶とお茶菓子をご提供する等、ソフトサービスにも重点を置いており、これらがお客様の高い満足度につながっていると感じています。」

利用いただいたお客様の反響はいかがですか？

「Booking.comの口コミは9.7(2019年6月14日現在)と、ほぼ満点に近い点数をお客様からいただいており、特に清潔感に対しての評価が高いです。当施設では、地域の方とチームを組んで清掃を行っていただいています。思い入れのある地域の方に協力いただくことにより、マニュアルではカバーしきれないきめ細かなホスピタリティを発揮していただいています。」

「その他にも、例えば誕生日や記念日、新婚旅行等の特別な時にご利用いただいたお客様に対してサプライズの演出をサービスしています。ありがたいことにわざわざお礼のお手紙をいただいたり、多くの感謝の声をいただいております。」

今後の展望を教えてください。

「京都の宿泊マーケットにおいては、更に明確な差別化を図れるかが鍵になると考えています。まずは様々なメディアに露出して広く知っていただき、来ていただいたお客様一人ひとりの満足度を高め、そのお客様の満足度によって波及していくように、サービスをより向上させていきたいと思っています。」

出資者へメッセージをお願いします。

「皆さまのお陰で素晴らしい宿泊施設が完成し、順調なスタートを切ることができています。ぜひ皆さまにもご宿泊いただき、和束町へ行きたくなるような体験をしていただきたいと思っています。」

現在空き家となっている京町家の中には、築年数が経過していること、必要な修繕がされていないこと等から担保価値が認められず、銀行融資を受けにくい状況にあるものが多く存在しています。クラウドリアルティは担保価値のみならず、将来生み出すキャッシュフローや社会的な価値等にも着目し、その価値に共感する投資家の方々から事業資金を募ることで、古民家再生を促進し、空き家問題の解決や歴史的な景観の維持の一助にもなると考えています。

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